休眠預金等活用事業の実施に際しては、「休眠預金等交付金に係る資金の活用に関する基本方針」(内閣府)において「指定活用団体については、個別の民間公益活動による社会的成果の拡大だけでなく、社会の諸課題の解決の担い手が育成され、資金分配団体・民間公益活動を行う団体も含めた社会の諸課題の解決のための自律的かつ持続的な仕組みの創出という観点も含めて、総合的に評価を行う必要がある」と位置づけられています。 これを踏まえ、JANPIAでは総合評価を実施しています。
事業完了にあたり、成果の取りまとめるために実施されるのが「事後評価」です。事後評価は、事業の結果を総括するとともに、取り組みを通じて得られた学びを今後に生かせるよう、提言や知見・教訓を整理するために行われます。今回は、2022年3月末に事業完了した2019年度通常枠【障害児等の体験格差解消事業|B&G財団】の事後評価報告書をご紹介します。ぜひご覧ください。
「ダブルハルカヌーって安全性が高いんですよ」。そう爽やかな笑顔で話してくださったのは、有限会社SHIPMANの代表取締役を務める城田守さん。2019年度通常枠〈資金分配団体:公益財団法人 ブルーシー・アンド・グリーンランド財団〉の実行団体として、活動拠点である静岡県立三ヶ日青年の家(以下、青年の家)を舞台に浜名湖畔で体験格差をなくすべく、水辺の活動やさまざまな支援に取り組んでいます。今回は、日本でここにしかない「ダブルハルカヌー」に特別支援学校の子どもたちが挑戦!その体験学習の様子、そして休眠預金を活用したSHIPMANの取り組みなどを取材しました。
休眠預金活用事業の成果物として資金分配団体や実行団体で作成された報告書等をご紹介する「成果物レポート」。今回は、『公益財団法人 ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団)〈2019年度通常枠・資金分配団体〉』が作成した「2020年度活動成果報告書 みんなの水辺で楽しく体験!~休眠預金を活用した地域の活動~」をご紹介します。
【2019年度通常枠・実行団体・草の根活動支援事業・全国ブロック】特定非営利活動法人 あそびとまなび研究所/もじうみ里海探検隊 障害児等の体験格差解消事業/資金分配団体:公益財団法人 B&G財団
【2019年度通常枠・実行団体・草の根活動支援事業・全国ブロック】特定非営利活動法人 コバルトブルー下関ライフセービングクラブ/プロジェクト豊夢(ホウム)/公益財団法人 B&G財団
【2019年度通常枠・実行団体・草の根活動支援事業・全国ブロック】株式会社 FEEL/障害児等の体験格差解消事業/資金分配団体:公益財団法人 B&G財団
【2019年度通常枠・実行団体・草の根活動支援事業・全国ブロック】特定非営利活動法人 海の達人/障がい児等の体験格差解消事業/資金分配団体:公益財団法人 B&G財団
【2019年度通常枠・実行団体・草の根活動支援事業・全国ブロック】有限会社SHIPMAN/障がい児等の体験格差解消事業/資金分配団体:公益財団法人 B&G財団
【2019年度通常枠・実行団体・草の根活動支援事業・全国ブロック】公益財団法人 身体教育医学研究所/障害児等の体験格差解消事業/資金分配団体:公益財団法人 B&G財団
【2019年度通常枠・実行団体・草の根活動支援事業・全国ブロック】認定特定非営利活動法人 オーシャンファミリー海洋自然体験センター/みんなの海project ~地域のすべての子に海辺での楽しい体験を~/資金分配団体:公益財団法人 B&G財団
【2019年度通常枠・実行団体・草の根活動支援事業・全国ブロック】認定特定非営利活動法人 Ocean’s Love/障害児等の体験格差解消事業/資金分配団体:公益財団法人 B&G財団
【2019年度通常枠・実行団体・草の根活動支援事業・全国ブロック】龍ケ崎市B&GUSC海洋クラブ/障害児やひとり親家庭のための運動支援/資金分配団体:公益財団法人 B&G財団
【2019年度通常枠・実行団体・草の根活動支援事業・全国ブロック】宮城県障がい者カヌー協会/カヌーを通じての共生社会、インクルーシブの実現を目指す事業/資金分配団体:公益財団法人 B&G財団
【2019年度通常枠・資金分配団体・草の根活動支援事業・全国ブロック】公益財団法人 B&G財団/障害児等の体験格差解消事業 〜水辺の自然体験を通じて障害児や養護施設の子供の人間形成を図る〜
2020年12月16日、休眠預金を活用した事業のシンボルマークの標語 表彰式を開催しました。標語は、公募で集まった315件の案の中から選ばれました。休眠預金を活用した事業のメイン標語の作者である、B&G財団 根本さんのお話を、一般財団法人日本民間公益活動連携機構 理事長 二宮雅也が伺いました。
2019年度通常枠で採択された資金分配団体のリストです。