休眠預金等の投融資への活用に関する考察 |関西大学商学論集 第67巻第2号(2022年9月)

休眠預金等の投融資への活用に関する考察 |関西大学商学論集 第67巻第2号(2022年9月)

休眠預金活用事業が取り上げられた論文を紹介する「論文紹介」。今回は、「関西大学商学論集 第67巻第2号(2022年9月)」に掲載された論文『休眠預金等の投融資への活用に関する考察─社会的投資ホールセール銀行の役割と社会的インパクト評価─(馬場 英朗, 青木 孝弘, 今野 純太郎)』を紹介します。


休眠預金等の投融資への活用に関する考察 ─社会的投資ホールセール銀行の役割と社会的インパクト評価─

【著者】
馬場 英朗, 青木 孝弘, 今野 純太郎

【要約】(論文より引用)

 休眠預金等の活用は現在,日本では制度的枠組みや資金ニーズなどが不明確なことから助成しか行われていないが,イギリスでは投融資が中心となっている。日本でも2022年度休眠預金等交付金活用推進基本計画において,休眠預金を活用した貸付けや出資のあり方に関して一定の結論を示すとされているが,社会的投資市場の推進を担うビッグ・ソサエティ・キャピタルのような社会的投資卸売銀行が存在せず,また助成と投融資では求められる社会的インパクト評価も異なっている。しかしながら,休眠預金等を投融資に活用することによって,ソーシャル・セクターと金融機関との連携が進むなど,社会的投資市場に新たな資金需要を掘り起こす呼び水となることも期待される。

キーワード: 休眠預金等活用法,社会的投資市場,社会的投資卸売銀行,社会的金融仲介機関,社会的インパクト評価

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