活動の概要
浦和レッドダイヤモンズ株式会社は、一般社団法人RCF(20年度緊急支援枠資金分配団体)の実行団体として、「スポーツクラブによる困窮世帯支援事業」に取り組んでいます。
「このゆびとまれっず」は、地域の課題解決を目指し、クラブがきっかけとなって(=浦和レッズが指を掲げて)、支援者・賛同者とともに(=仲間を募って)、継続・拡大していくことを目的とし、
休眠預金活用事業をきっかけに立ち上がったアクションプログラムです。
さいたま市内の子ども食堂を利用している子どもたちへの支援策として、
心と体をケアするスポーツプログラム「ハートフルケア」、
食料・飲料・文具などの物的支援を行う「REDS Santa」、
本活動を広く発信することで支援の輪を広げる「このゆびとまれっず!特設サイト」の
3つの柱で構成されています。
活動スナップ
2021年11月20日、〈このゆびとまれっず!ハートフルケア〉が実施されました。
当日はさいたま市の子ども食堂を利用している親子69組146名が参加しました。
当日掲げられた旗には、休眠預金活用事業のシンボルマークも!
今回の活動の目標は以下の3つです。
「子どもたちに元気と勇気と笑顔を届け続けること」
「子どもたちがサッカーを好きになり、クラブを好きになり、スポーツを通じて心身とも健康に成長すること」
「日ごろなかなか経験できない非日常体験を通じ、家族の絆を深め、楽しい思い出の1コマを作ってもらうこと」
最初に日本代表のキャプテンを務めたこともあるハートフルクラブの落合キャプテンから、参加した子どもたちに向けて熱いメッセージ!
「これからサッカーを楽しんでいくうえでも、人生で色んな事にチャレンジするうえでも、
『一生懸命やる』『思いやりを持つ』『悩んで考える』 ことが大切。」
ハートフルサッカー体験では最初はなかなか輪に入り込めなかった子も、
コーチ達の掛け声によって気付けば一生懸命ボールを追いかけていました。
広いフィールドが子どもたちの元気な笑顔で溢れていました。
アンプティサッカー体験では、両手にクラッチ(杖)を持ち、一生懸命にプレー。
慣れない体験にも「こうやって重心をかければ上手くシュート出来るかな」と試行錯誤。
ゴールを決めて、クラッチでタッチをして、お互いに喜ぶ姿も!
※アンプティサッカーとは 主に上肢、下肢の切断障害を持った選手がプレーするサッカー。義足・義手を外し、日常の生活やリハビリ医療目的で使用しているクラッチ(杖)で体を支えて競技を行います。 |
サッカー体験の最後は、みんなで集合写真をパチリ!
その後、子どもたちは埼玉スタジアムで浦和レッズの試合を観戦。
子どもたちの元気な声援もあってか、当日は浦和レッズの勝利!
応援することの楽しさも体験できました。
浦和レッズさんは、このプログラムをきっかけにして、スポンサー企業、埼玉県子ども食堂ネットワーク、埼玉県など、多様なステークホルダーとの関係性を深めてまいりました。
来年度以降も「このゆびとまれっず!」プログラムを、継続することを目指しています。
実行団体 | 浦和レッドダイヤモンズ株式会社 |
事業名 | このゆびとまれっず! |
活動対象地域 | 埼玉県 |
資金分配団体 | 一般社団法人RCF |
採択助成事業 | スポーツクラブによる困窮世帯支援事業〈2020年度緊急支援枠〉 |