■NPOが生み出す新しい活動様式 成果報告会
新型コロナウィルス感染拡大の影響は、ひとり親家庭、障がい児がみえる家庭等弱い立場にある家庭にさらに負荷がかかりました。
たとえば、放課後児童ディに通所させなかったことで言葉が話せなくなります。保護者は育児ストレスで毎日イライラします。非行少年への対面支援が難しくなります。高齢者がディサービスやサロン等に通所しないと、足腰が弱くなり、引きこもりが増えます。感染拡大の恐怖により自発的に外出を自粛する傾向もあり、長く続けば続くほど、ゆっくりと確実に高齢者の機能や能力は低下していきます。
このように新型コロナウィルスの影響により社会課題自体がより深刻化していますが、同時にこれらを解決するためのNPO等の活動もまた、対面や濃厚接触が必要であるために活動が困難になっていることが今回の事態に特有の重大な課題となっています。
NPO等は従来からの活動を継続するだけでなく、課題を深堀し、感染拡大を抑止しながらも地域や社会の課題を解決するために有効な「新たな活動様式」を生み出すという課題に直面しました。
コロナ禍において、これらの課題解決に、果敢に取り組んだNPO等の事例報告を共有するとともに、コロナ禍を経験したNPO等が、今回の取り組みにより、これまでの事業を延命しながら継続するだけでなく、そもそもの支援の在り方について、根本から考え直す必要性、重要性に直面し、新たな事業を考え、実践しながら改善し、目標に向かっていくNPO等の挑戦とNPO等の経営力について議論を深めていきます。
JACEVO(公益社団法人日本サードセクター経営者協会)とは、全国初のサードセクター組織すべてを対象とした、経営者のための組織です。
■日 時 | 2021年12月12日(日)12:30~17:30 *参加無料 |
■開催形式 | オンライン(Zoomミーティング) |
■プログラム | 第1部 12:45~15:15 事例報告「休眠預金緊急助成NPO等が生み出す活動様式実行団体」 <発表団体> ●有限会社ミューズプランニング ●特定非営利活動法人福祉サポートセンターさわやか愛知 ●株式会社リリムジカ ●一般財団法人たんぽぽの家 ●特定非営利活動法人Accept International ●一般社団法人EFC 防災・介護・トイレのバリアフリー ●特定非営利活動法人まちづくり推進隊財田 ●一般社団法人アルバ・エデュ ●特定非営利活動法人胃癌を撲滅する会 ●特定非営利活動法人栃木アニマルセラピー協会 ●特定非営利活動法人くまもとスローワーク・スクール ●特定非営利活動法人ノッポの会 第2部 15:25~17:30 基調講演「コロナ禍における新たな活動創造に向けたNPOのチャレンジ」 -オンラインの活用と調査研究・政策提言の役割を中心に- 柏木 宏 氏 法政大学大学院連帯社会インスティテュート運営委員長(教授) パネルディスカッション「コロナ禍で増大するニーズと、新たなチャレンジ」 コメンテーター 柏木 宏氏 法政大学大学院連帯社会インスティテュート運営委員長(教授) 鈴木 均氏 一般財団法人日本民間公益活動連携機構 事務局長 藤岡 喜美子氏 公益社団法人日本サードセクター経営者協会 執行理事 パネラー 小林 大祐氏 一般財団法人たんぽぽの家 事務局長 柴田 萌氏 株式会社リリムジカ 代表取締役社長 藤井 宥貴子氏 有限会社ミューズプランニング 代表取締役社長 丸山 冬芽氏 特定非営利活動法人福祉サポートセンターさわやか愛知 コーディネーター 後 房雄氏 公益社団法人日本サードセクター経営者協会 代表理事 |
■お申込み | ※お申込みフォームよりお申込みください |
■お問合わせ | 公益社団法人日本サードセクター経営者協会 TEL:03-3768-6000/FAX03-6417-8550 Eメール:office@jacevo.jp |