■事業概要
山口市阿東地域では、既に高齢化率が50%を超えており、今後さらに人口減少と高齢化が進むことで、多くの住民が将来の生活に不安を抱いている。
これまでも地域の取り組みとして様々な取り組みを実施してきたが、加速する人口減少とコロナウイルス感染拡大の影響により、地域の活力低下が著しく進んでいる。
本事業では、阿東地域で暮らす全ての世代が、人口減少や少子高齢化が進む中においても、安心して暮らし続けられるためのコミュニティづくりに取り組むため、2012年より地域主体で運営している地域拠点ほほえみの郷トイトイの施設拡充を行い、地域をリ・デザインするためのラボを開設する。
このラボは、子供から高齢者まで気軽に立ち寄ることのできる空間をつくることで、地域住民が抱える不安や課題そして人口減少による地域の変化(商店の閉店や空き家情報等)など現状を把握するための情報を蓄積し調査研究を行うことで、持続可能な地域コミュニティへの取り組みを発信する拠点となる。
また、コロナウイルスの影響で都市部での生活や仕事に不安を持つ人々や、地方でのチャレンジを求めて地方移住に関心のある若者などへ情報提供やマッチングを行うことで、人口減少という地域の課題と都 市部での生活に不安を抱える方々の課題の解決する取り組みとなると考えている。
これらの社会課題の解決にソーシャルビジネスで起業し取り組むことのできる人材の発掘・育成を行い阿東地域への移住及び起業につなげたいと考えている。
■対象地域
山口市阿東地域
■休眠預金助成システム情報 ※外部リンク
【準備中】