【事業情報】森の担い手育成と森・人・地域社会を豊かにする事業・ディバースライン

【事業情報】森の担い手育成と森・人・地域社会を豊かにする事業・ディバースライン

【2020年度通常枠・実行団体・草の根活動支援事業・全国ブロック】一般社団法人 ディバースライン/森の担い手育成と森・人・地域社会を豊かにする事業/資金分配団体:特定非営利活動法人 地球と未来の環境基金


事業概要

本事業は、自伐型林業展開により社会的・環境的・経済的に持続可能なSDGs実現モデルとなる森林をつくると同時に、地域の森林を守り育てる担い手を増やし、中山間地域の森林資源・森林空間・人材を有効活用する事業を実施することを目的とする。

■コロナ渦での健康維持という社会課題への取り組みから、新たな中山間地産業を創出し、地域振興に繋げる
本事業でつくる社会的・環境的・経済的に持続可能なSDGs実現モデルとなる森林とは、自伐型林業により森林の持続可能性が適切に守られ、森林の持つ機能を十分に発揮する森であり、社会課題に対応した森林資源や森林空間の利活用で森林の可能性を引き出し、中山間地域の振興に繋げるものである。
今般の新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ステイホームやテレワーク、ソーシャルディスタンスの確保など、今までとは違う生活様式や働き方を強いられたことにより心身ともに不安を抱える人が増え、3密を避けたメンタルヘルスケアや健康維持が必要とされている。そんな中、3密が避けられる森林での癒し効果は注目されており、コロナ渦での健康意識の高まりに対応すべく、森林の持つ機能を十分に発揮する森づくりと同時に森林資源や森林空間を利活用した多目的スペース、ハイキングコースの造成を試みる。森林セラピー、ヨガ、ハイキング等でメンタルヘルスケアや健康維持が行える場をつくり、この社会課題解決に臨む。また、新たな中山間地産業の創出の場となり、山での仕事やコミュニティを生み、地域振興に繋げる。

■地域の森林を守り育てる担い手を増やす
本事業施業で経済的・環境的・社会的に持続可能なSDGs実現モデルとなる森林をつくる過程で、自伐型林業フォーラムと研修を開催し、終了後も定期的なフォローアップで自伐型林業参入希望者を支援する。
研修終了証を取得した方のうち、希望者には月数日、数回程度、少人数で本事業における自伐型林業の見学体験会に参加いただき、一日の仕事の流れや持続可能な森林のつくり方、森林の利活用の一例等を学んでいただく。参加回数の上限はなく、参入に意欲的な方に向けてはより細かいフォローアップを行う。研修だけではわからない実際の自伐林家の山仕事を体験してもらいながら自伐型林業の魅力を伝え、コミュニティを広げ、参入しやすい環境をつくっていき担い手の確保に繋げる。

対象地域

長野県

休眠預金助成システム情報 ※外部リンク

【団体情報】
https://kyumin-josei-kohkai.secure.force.com/information/AM_AccountEGDetail?name=20200725-0048-1282
【事業情報】
https://kyumin-josei-kohkai.secure.force.com/information/AM_FurtheranceEGDetail?name=20200725-0048-1282
【事業計画】
https://kyumin-josei-kohkai.secure.force.com/information/AM_BusinessProgramEGDetail?name=20200725-0048-1282
【資金計画/精算報告】
https://kyumin-josei-kohkai.secure.force.com/information/AM_FinancingPlanEGDetail?name=20200725-0048-1282
【評価計画】
https://kyumin-josei-kohkai.secure.force.com/information/AM_EvaluationPlanEGDetail?name=20200725-0048-1282
【PDFで提出された書類】
https://www.janpia.or.jp/josei/johokokai/normal/2020/#20_03

資金分配団体

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