【事業情報】コミュニティ型こどもホスピスの創造・横浜こどもホスピスプロジェクト

■事業概要

1. LTCの子どもと家族にとって居心地のよい環境をつくり、家族全体のＱＯＬ向上を図る
① LTCの子ども・家族（きょうだいや親など）が病気や障がいがあっても「豊かな時間を過ごす」「同年代の子と同様の経験をする」ことが可能な環境を提供し、それぞれの子どもらしい成長・発達や家族らしい生活を支える。
② LTCの子ども・家族のニーズやアンメットニーズを明らかにし、ニーズに応じたホスピスケアを提供することで、LTCの子どもと家族にとってのありたい姿に近づけるよう支える。
③ 同様の体験をするLTCの子ども・家族との交流の場を提供することによって、気持ちや悩みを共有し孤立感を軽減し、問題解決の糸口となるような情報を得られる機会をつくる。
④ 寄り添ってくれる仲間や癒しのある環境で、LTCの子ども・家族の精神心理的な負担を軽減する。

2. 地域コミュニティのリソースやネットワークを強化し、家族と地域コミュニティをつなぐハブ的機能を備える
① 地域コミュニティのリソースやニーズを把握するために地域診断を実施する。
② 緩和ケアに関する地域コミュニティのリソースを最大限に活用し、ネットワークを強化することで、LTCの子どもや家族が望む場所で、小児緩和ケアを受けられる体制を整備する。
③ 地域コミュニティが、LTCの子ども・家族が地域で抱える課題を認識し、目標を共有できる地域連携勉強会を開催し、LTCの子ども・家族にとって機能的な支援ネットワークを形成する。
④ LTCの子ども・家族（遺族を含む）の抱える悩みの相談を受け、課題の解決に向けて、リソースの提案や内在する家族の力を引き出し強化できるよう支える。