【事業情報】平成30年7月豪雨災害からの復興に向けた居場所づくり支援プロジェクト・宇和島NPOセンター

■事業概要

西日本豪雨から3年近くが経過したが、令和6年まで、被災地域にて被災住民の再建が続く。また、被災地域へ再建された方、他地域へと移転した方もいるが、それぞれ再建された地域内での住民同士の連携は十分に生まれておらず、住民の孤立化、復興に向けた精神的、身体的な変化への対応不足が懸念される。そんな中、訪問支援にて被災住民を支えてきた地域支え合いセンター縮小の議論開始、地域内外のボランティア受け入れ縮小等、支援体制・状況にも少しずつ変化が生まれている。
本事業では、被災住民およびその周辺の地域住民が集まり、自ら関わっていく拠点づくりを目指し、地域内の子ども食堂拠点を活用した地域食堂の運営、地域住民が集まる場(サロン、防災ワークショップ、料理教室等)の企画・運営を、宇和島市、社会福祉協議会およびその他地域内外のNPO等と連携しながら、推進していく。本事業を通して、被災住民、それを支援する地域内NPO等が主体の取り組みが生まれ、被災住民含めた地域住民のコミュニティ形成が進み、西日本豪雨被災からの復興を後押ししていく。