【事業情報】Change Maker Study Program・SET

■事業概要

陸前高田の中山間地域(広田、小友、矢作)は、震災後の時間経過とともに、外からの支援および地域内でのコミュニティ活動が縮小し、高齢化・少子化が進む中、住民主体のコミュニティ形成が急がれている。また、地域内で、共に活動するような住民同士のつながりも薄まり、地域内で住民主体の活動が生まれにくい環境になっている。
本事業では、共に取り組む仲間(首都圏の大学生・高校生)を外から呼ぶことで、地域住民主体の活動を生み出すこと、継続していくことを目指す。呼び込む施策としては、当法人が震災後から陸前高田市広田町で行なっている1週間滞在型の地域インターンシッププログラムであるChange Maker Study Programを活用する。プログラムの中では、地域住民と地域外の若者が協働して、地域のためになるアクションを生み出す。また、震災後から本プログラムを推進してきた地域では、活動の中で明確化された課題テーマにおける、継続的な地域内の活動を創出することを目指す。本プログラムを通して、地域住民主体の活動が生まれることともに、プログラムに参加する若者が、継続的に地域に関わることによる、関係人口や定住人口増加も目指す。